Nozbe

私の個人的なブログの記事の中でも特に多くの読者の関心を集めているものが “ポモドーロテクニックとアンスケジュールカレンダー” です。この中で私は、ポモドーロテクニック Neil Fiore 著書 “The Now Habit"の中で紹介されている"アンスケジュールカレンダー” がいかにお互いがうまく機能するかについて書きました。その後、私は自分でこのコンセプトを追究していく中で、紙ベースのカレンダーからNozbeのテンプレートへ移行するともっと使いやすいということに気づきました。このテクニックはとてもパワフルです。私はすでに何日間も自分で実践し、確信しました。もし他の人も同じように導入すれば、生産的な日々を送れないはずがありません。もう一度繰り返します - このテクニックは必ず皆さまをもっと生産的にします :-)

“ポモドーロ” と “アンスケジュール” とは?

本題に進む前に、簡単に “ポモドーロ” と “アンスケジュール” のコンセプトについて説明します:

ポモドーロ は生産性を上げるテクニックの一つで、タイマーを25分間セットし、タイマーが鳴るまで仕事に取り組みます。それから5分の休憩を取ります。その繰り返しをするというものです。タイマーがカチカチと時を刻む中で、25分という限られた時間の強制力があるので、より早くより集中して働くことができるという想定があります。

アンスケジュール はカレンダーの一種ですが、仕事を記さずに、ミーティングやおよそ “楽しめること” を記入していくというものです。これらのために計画を立てていくのです。記入していくと、空欄が残ると思いますが、ここに仕事を埋めていきます。ここでも想定は同じです。つまりあとどのくらい仕事をしたらその後のミーティングや楽しいことの時間になるのかを知ることがより集中を高めるのです。あと1,2時間後にあなたの好きな “ジョギングタイム” になると知ることで、今している仕事のモチベーションを高め、さらに仕事をしたのだからその “報酬” としてめいいっぱい楽しむことが出来ると意識することができます。

私がやっているポモドーロ/アンスケジュールのNozbeテンプレート

それでは、話を本題に移しましょう。つまり、この2つのコンセプトを私がいかにNozbeに応用しているのかということです。

  1. Nozbeで “今日” というプロジェクトを作り、30分ごとのタスクを作っていきます。最初のタスクは “6 - 6:30”、2つ目は “6:30 - 7”、3つ目は “7 - 7:30”… というように作っていきます。私の1日は朝6時にスタートして午後6時に終わるので、30分ごとに全部で24のタスクを作りました。“朝食” や “娘を学校へ送る” などの決まった予定を記入し、また、毎日必ず生じるものも同じように記入していきます。

  2. タスクを作成し終わったら、サイドバー(i) を開き、このプロジェクト"今日" のテンプレートを作成します。プロジェクトを完了させ、プロジェクトリストから取り除きます。

  3. そうしてから、毎朝Nozbeの “テンプレート” へ行き、 “今日のテンプレート” を開き、例えば本日の日付: “4 August” として新しいプロジェクトを作成します。こうすることでこの新規プロジェクトは自動的にプロジェクトリストの一番トップに並びます。以下が私のスクリーンショットです:

プロジェクトを作成したら、微調整を加えて、30分ごとに使っていきます。

以下、私の微調整の仕方を説明します:

  1. ミーティングがある場合、該当するタスクに “ミーティング” のカテゴリーを追加します。タスクの名前に追加してしまうこともあります。私はまた、“お使い” や “スポーツ” のカテゴリーをよくタスクに追加します。これらの30分ごとのタスクをカテゴリーの色で分類して見やすくするのもいいかもしれません。

  2. 全て整ったら、最初のタスクを完了します。今ここで、少し遅く起床したため、1日のスタートが遅れてしまい、すでに6:35だったとしましょう。私は “6-6:30” のタスクを完了させ、1日の計画を立てます。7 am になったら、プロジェクトへ戻り、“6:30 - 7” のタスクに行き、次のようなコメントを追加します: “1日の計画を立てたので、コーヒーを飲む”  そしてそのタスクを完了します。

  3. このプロセスを例えば30分ごとの “ポモドーロ” の要領で繰り返していきます。 7 amになりました。Nozbeの他のタスクに行き、やるべきことを片付けます。 7:30 “本日のプロジェクト"へ戻り、“7 - 7:30” のタスクにコメントを追加します。コメントはこの時間帯に何をしたかを簡単に記入します。タスクを完了し、仕事に戻ります。ここまでで大体のイメージを掴んでいただけたことと思います。

Unschedule in Nozbe in action

さらにヒント: コメントとアプリ

私は常にコメントを加えているわけではありません。特に家族との朝食などといった日常的なタスクなどにコメントはつけませんが、コメントを追加することは基本的にとても役に立ちます。日記のようなものです。日記はとても役に立つものだと思います。とてもずぼらに30分を過ごしてしまったとすると、それを私はコメントに書きいれ、次に生かします。そうしてモチベーションを保ち、生産的になるのを助けてくれます。

私はタイマー、または私たちのデベロッパー Radek が開発したMacの Tadam というアプリを使っています。

補足: Radek とこれらのテクニックについてポストしました “The Podcast” の6番目のエピソード です。ぜひチェックしてください。

生産的な金曜日と有意義な週末を!

この記事がより生産的な日々を過ごすためのヒントとなったら幸いです。ぜひNozbeのテンプレートを使って、“ポモドーロ” と “アンスケジュール” を導入してみてください。“楽しくて好きなこと” を書き入れてみてください。有意義な日々をお過ごしください。

- この記事は Nozbe CEO・創設者である Michael Sliwinskiによって書かれました