どのコーヒーを選べば、最もエネルギーを与えてくれるでしょうか？確かなことは、たくさんのカフェインを含んでいるものです。それは誰にとっても明らかなことだと思います。それでは、一体どのコーヒーを選んだらよいのでしょうか？それについては全くと言っていいほど分からない人が多いのではないでしょうか。一般的な意見として、味が濃いコーヒーが最もパワフルに効き、その分カフェインも多く含んでいると思われがちです。しかし実際にはその逆なことが多くあります。
カフェインの含有量は様々な要因に拠ります: コーヒー豆の種類、ローストの仕方、また、淹れ方などです。それでは、どのコーヒーを飲んだらあなたの行動への力となるかを見て行きましょう。
コーヒー豆の種類
世界中で生産され、販売されているコーヒー豆は大きく分けて2つに分類されます: アラビカコーヒーノキとロブスタコーヒーノキです。アラビカ種は、高貴で豊かな味わいと香りを特徴とします。しかし、それと同時に、アラビカ種のカフェイン含有量(0.9%-1.4%) は、ロブスタ種(1.8%-4%)よりも少ないです。簡単に言うと、ロブスタ種はアラビカ種よりも2倍以上強いということになります。もしエネルギーをより与えてくれるようなコーヒーを探しているのでしたら、ロブスタ種の豆を探したほうが良いということになります。しかし、100%ロブスタ種の豆を見つけるのは非常に困難です。それには理由があります。実を言うと、この種は飲用には適さないのです :) もし100%ロブスタ種を飲んだとしたら、おそらくそのコーヒーはあなたの人生で最初で最後の一杯となることでしょう。その苦く焼け焦げたタイヤのような味は、一生あなたの記憶から消えることはないでしょう。
ロースト方法
ロースト(焙煎)はコーヒーを"カスタマイズ"するプロセスであり、そのコーヒーの特徴 (味やカフェイン含有量など)に影響を及ぼします。そのため、コーヒーを選ぶ際にもロースト方法に注意を払う必要があります。大まかですが、シンプルなルールがあります: 黒っぽいコーヒー豆ほどカフェイン含有量が少ないというものです。なので、ダークサイドに行かないでください :) “黒い"豆で濃い味は、必ずしも強いコーヒーとは限らないのです。コーヒーマシンか、プアオーバーで淹れられた明るい色のドリップコーヒーが最も強いコーヒーだと言うことを聞いたら、きっと驚く人が多いことでしょう！ここで、こう聞く人がいるかもしれません: どうやって黒くローストされたかどうか判別すればいいのですか？特に決まったルールがある訳ではないのですが、チョコレートと比べることができます: 黒くローストされたコーヒーはダークチョコレートのような色をしています。一方で明るい、またはその中間でローストされたコーヒーはミルクチョコレートのような色をしています。
コーヒーの淹れ方
コーヒーを飲む、その準備方法もコーヒーの強さを左右します。広く一般的には、エスプレッソが最もコーヒーが強い淹れ方だと信じられていることと思います。確かにエスプレッソは濃縮された味を持ち、さらにカフェインの濃度も高いです(同じ容積で比較した場合 - 30 ml)。しかし、それでもそのカフェインの量は低いと言えます - 約60 mg程です。マグカップ一杯 (150 ml) のインスタントコーヒーでさえ、もっと多くのカフェイン (80 mg)を含んでいます。そのため、カフェインが多く含まれたコーヒーを欲しているときには、コーヒーマシンかプアオーバーで淹れたドリップコーヒーにすればいいということになります。プアオーバーで淹れた150 mlのコーヒーには、約150 mgのカフェインが含まれています。エスプレッソと同じくらいの量の豆を使えば、それだけより多くのカフェインが摂れます。あとはいたちごっこです。長く淹れれば淹れるほど - コーヒーがより強くなっていきます。
結局、どのコーヒーがいいのでしょうか？
以上をまとめますと、毎月のプロジェクトをより早く終わらせてくれたり、毎日5 pmまでにインボックスをゼロにしてくれる助けになるようなコーヒーは:
- ロブスタ種を含むコーヒー - エスプレッソの入れ方を好む場合
- 明るい色か、中間にローストされた豆
- コーヒーマシンかプアオーバーで淹れたドリップコーヒー、ということになります。
著者: Daniel Pietrak (ダニエル・ピエトラック): The heart of Bean&Buddies, モーニングコーヒーで強くリズミカルに。彼のブログ Bean&Buddies blog もぜひご覧ください。彼は仕事だけでなく、フリータイムという難しい問題にも積極的に取り組んでいます。
