私はそんなにクリエイティブではありません… というよりも - 頭が良くないといったほうがいいかもしれません。そんな私でもアイデアが浮かぶ時があります。時々ですが :-) 必要に迫られたときに、解決策や計画を自分の 中で反芻し、練り上げないといけないときがあります。また、全然関係のないときにも、偶然にも面白い考えやアイデアが頭の中にふと思い浮かぶこともあります… それらの大切な思考の断片を失ってしまわないために、 私はきちんとそれらを捕まえてしまいます。思考の断片を残しておくことを私はオススメします。
なぜ必要か、目的は?
アイデアダンピングは本当に便利なものです - ルーチンでやるか、もしくは、自然にやってしまうのが理想です。頭の中の考えはそれがたとえ貴重なものであっても、生産性にとっては障害物になってしまいます。ある考えが頭の 中を行ったり来たりしていると、それが関係ないときに何度も表層へ上がってきてストレスになったり、さらには、本当に必要なときに思い出せなくなったり、ということがあります。
アイデアダンピングは次の2つの理由でもとても有効です:
1. 解決策を見つけ、クリエイティブになれます。
たくさんの仕事に追われストレスな毎日は、創造性を奪います。そして、想像力も狭い範囲に拘束されてしまいます。それゆえ、いろんなアイデアや空想にふける特別な時間が必要です。
2. 集中力を高め、頭の中をクリアーにします。
仕事に深く集中するためには、集中したい物事に注意力を注ぐ必要があります。しかし、頭の中にルーズな考えが漂っていると、それは集中力を奪い、さらには大切なことに使うために必要なメンタルエネルギーさえ消費してしまう ことに繋がります。
OK。それをドサっと放り投げてしまいましょう!いつ、どうやったらいいでしょうか?
アイデアの断片を定期的に取り出します。朝でも夜でも、仕事をプランニングしているときでも構いません。それをあなたの毎日のルーチンにし、生産的な日をスタートさせるための準備にしてしまいましょう。
それでも時には、突然頭がひらめくときがあると思います。また、アイデアがパッと浮かぶときもあると思います。さらには、想像力の洪水が押し寄せてくることもあるかもしれません。(それは素晴らしいことです!私は2008年の ことを思い出します。そのとき私はパートナーと一緒に同居を始め、そして最初の子供ができました…)心がリラックスするのに任せ、どこでも心が望むままに自由に漂うのです…
…しかし、それを決して失わないでください!
そのためのカギです: 重要なことを失わないようにするために、全て書き出してしまうのです。GTDの方法論の"アイデアを捕まえる"というアドバイスに倣うと:頭の中のものは紙か、もっといいのは - 信頼できる 生産性システムに下ろしていくのです。すぐにやってください! 最初は思いついたときにやり、それから - 時間があるときに - 適切な場所: プロジェクト/ カタログ / カレンダーなどにまとめましょう。
アイデアダンピングにNozbeを適用しましょう
簡単です!定期的にアイデアを取り出すときでも、ふと突発的にいいアイデアが思いついた時でも構いません - Nozbeのインボックスへ入れましょう。これはアプリを開いたら最初に目にする要素の一つでもあります。可愛らしい ボックスです: 私をあなたのもので一杯にしてくださいね…
ルーチンを作りましょう
毎日のルーチンを作ることに決めたら - 腰を落ち着かせて、Nozbeのインボックスを開き、思考のダンピングを始めます。頭の中にあるものを全て別々のタスクとして書き出し、頭を空にします。時間を十分に取ってこの 作業をしてください。フローを追います. 中には馬鹿げたこと、意味のないことだと感じるものもあるでしょう。けれどもそんなことは気にしないでください。後でもっと詳しく取り組んで行きます。
書き出す作業が終わったら、インボックスにはちょっと長いタスクのリストが並んだことと思います。ここまではそれでOKです!では、それらを見て行きましょう - 1つずつ、そしてそのタスクには 何をすべきかを決めます。 少しウィークリーレビューのように聞こえるかもしれません。確かにそうですね。アイデアダンピングはウィークリーレビューの一部のようなものと言ってもいいかもしれません。 しかし、Augusto Pinaudさんも言うように、毎日頭の中を整理することで自由な気持ちで仕事を始めることができると私も思います。
- 背中が痛い
- 車の保険???
- 窓が汚れている
- 日本語のチュートリアル
- ブログポストを完成させるためのチェックリストを作る…
これらは一例です。さて、タスクはそれぞれ実行されることが必要です。
背中が痛い 何をすればいいかな?医者へ行くべきかな?軽い運動をするべきかな?それとも、整骨院へ行くべきか?方針を決めてタスクをアップデートしたら、私の"プライベート"プロジェクトへ移し、“健康"の カテゴリーを付けます。次に、いつ予約を取ったらいいかをスケジュールしたり、必要なアクションの詳細を入力します。ここで期日を設定してもいいでしょう。そうすればすぐにでも忘れずにケアができます。今日にしようかな?
車の保険 今朝車の事故を目撃し、それによって自分の車の書類をチェックしてみようと思いました。保険はいつ切れるのかな?今すぐチェックしてみよう。来月に切れる?しまった。これは良くない。それにしても 保険料が毎年上がっているような気がするなぁ。私は天使のように車を運転しているのに。このタスクは私のプライベート / ホーム のプロジェクトへ入れます。期日を来月の4日に設定します。繰り返しを"毎年"に 設定し、来年もストレスにならないようにします。
窓が汚れている うーん… 本当に汚いなぁ。でも、もうすぐ雨が降りそうだし… もし今掃除しても雨が降ったら徒労になるだけだし… 検討してよかった!このタスクは削除しよう。これで少し楽になった。
日本語のチュートリアル もうすぐ雨が降るし… うん… いいえ… それはもうここでは通じない。翻訳の状況をもう一度確認。もうすぐ完成みたいだ!明日、ファイルを声を吹き込んでくれるナレーターに送る ことができそうだ。このタスクには明日の期日を設定しよう。
という具合に進めていきます。
簡単にすばやくできるので、10分もすれば仕事を開始でき、頭を仕事に没頭させることができ、深い集中力も得られることでしょう。
突然浮かんできたアイデア
あるタスクに集中して取り組んでいるときでも、突然頭にあるアイデアが浮かぶことがあります。そういう時はちょっとNozbeを開き、インボックスにそのアイデアをさらっと書き出します。仕事が終わった後でインボックスに戻り そのタスクを見てみます: プロジェクトに振り分けたり、期日やカテゴリーなどのパラメーターを設定したりします。
もう一つの解決策は、実際に指先を使ってアイデアを紙に書くというものです。 そして今取り組んでいる仕事が終わったら、紙に書いたアイデアをNozbeへ移します。この場合には、最初にインボックスに入れるのを スキップし、パラメーターを付けたら、直接タスクを関連するプロジェクトへ入れます。
Extra tips
タスク名を付けるときは、よく考えて説明的なものにしましょう 頭に浮かんだ漠然としたアイデアをすぐに書き出さないと、後になって思い出そうとしても何のことだったか思い出せないことがあります。
アイデアノートを実行してください。 アイデアを書き記したものの、その後でアクションシステムへ移さなかったならば、意味がありません。“頭から下ろして” 紙やNozbeのインボックスへ入れたものはアクションを 起こすか、もしくは、少なくともどうするべきかを決める必要があります。(実行しないのを決めるのでも構いません。私が汚れた窓のタスクに対して決めたように。) そうしないと、あなたのシステムが機能していないことになります。
**新しいテクノロジーを積極的に利用しましょう。**ジョギングをしているとき、サイクリングをしているとき、または、上の子供を迎えに学校へ、下の子をベビーカーに入れて押しているときだったり、素晴らしいアイデアを思いつくこ とがあるでしょう。こういった場合には、ボイスを使ってアイデアを記録します。iPhoneやApple Watchを持っていれば、Siriを呼んで新しいノートを作成させます。Androidスマートフォンを使っているのであれば、 ボイスノートを使えるアプリがたくさんあります。例えば、Google Keepなどです。
最後に
パッと浮かんだ素晴らしい考えやアイデアを忘れることなく、さらにそれを頭から出してストレスの無いようにするには、すぐに書き留めてください。後でやる、という風に後の機会まで待たないでください。大抵は忘れてしまうからです。 忘れることがなくても、覚えていようとする労力に無駄なメンタルエネルギーを奪われ、目の前の大切な仕事に集中しにくくなります。
この記事は、Nozbeマーケティングチーム、マグダによって書かれました。