Nozbeはたくさんの言語をサポートしています。アプリの言語に限らず、研修や教育のための教材、ブログポスト、Eメールキャンペーン、ニュースレターなども多言語で提供しています。これらの資料を全て時間通りに準備して、ユーザーの皆さまへお届けするために、私たちは世界中の契約者たちとコラボレーションするためのシンプルなシステムを構築しています。
専用のプロジェクト
サポートしている各言語ごとに翻訳のプロジェクトを用意しています。翻訳手続きを管理する人を除くと、これらのプロジェクトにはさらに3名が関わっています:
- 言わずもがなですが、フリーランスの翻訳者 :)
- その言語を話すNozbeのカスタマーサポートメンバー
- Nozbeマーケティングチームから、翻訳担当マネージャーが休みのときなどの代わりになる人
各プロジェクトには"翻訳"のラベルを付け、青のカラーを設定します。いくつもあるプロジェクトリストの中からフィルターして簡単にフォーカスできるようにするためです。
Nozbeへ招待します
フリーランサーが決まったら、すぐにNozbeアカウントを作成するようお願いしています。まずは30日間の無料トライアルを使ってもらいます。トライアル期間が終了したら、翻訳者は最大5つまでのプロジェクトが持てる無料のプランか、もしNozbeを気に入って仕事やプライベートに使いたいと思っていただいた場合には、Nozbe Soloプランを使ってもらいます。
フリーランサーがNozbeアカウントを開いたら、各言語の翻訳プロジェクトへ彼らを招待します。プロジェクトインフォバー(“i”)へ行き、翻訳者のメールアドレスを入力し、招待を承認します。
Nozbeのプロジェクトへ人を招待することに関してはこちらからより詳しく学べます。
最初のタスク
フリーランサーがアプリで招待を許可したら、協働作業の準備が整いました。
通常、最初のタスクは合意した協力ルールのリストです - 全ての翻訳者にはそれぞれ別々の専門的な約束や期待するものなどがあります。このタスクはプロジェクトに残し、担当者を誰も設定せずに、アップデートがあればその都度更新するようにします。
次のタスクは、プロジェクトのメンバーへの自己紹介の意図の下に作ります。“こんにちは”、“始めまして"など一通り終わったらこのタスクは完了します。 :)
作業を開始します
Nozbeでは、まずは全てのテキストを英語で書き、次に校正にかけ、それから翻訳者へ送ります。校正が終わるのを待つ時間がない場合には、“そのままの"テキストを翻訳者へ送り、英語の誤字や文法の誤りなどをあまり気にしないようにとアドバイスします。
ブログポストを翻訳してもらう際に、私は通常以下のステップを踏みます:
- まず、私のインボックスにタスクを作成します。
- タスク名を付けます。
- コメント欄に、要望を説明します(英語)。
- 翻訳者が誤解するかもしれないような特別な書式や新しい書式などについての重要事項をコメントします。
- コメントの最後には: “文字数:“を記入します。後に参照するために正確な数字を書いておきます。
- 英語で書いたテキストを .txtまたは .md のフォーマットで添付します。
- 期日を設定します。そして…
- タスクを必要な翻訳者の数だけ複製します。
次に、クローンタスクを一つ一つ処理していきます。適切なプロジェクトへ移し、翻訳者に委任します。例えば、TransESというプロジェクトを選んだら、スペイン語の翻訳者であるMaria(マリア)にタスクを委任します。
コミュニケーション
たいてい翻訳者は翻訳を期日通りに完成させますといったことをコメントするか、または、“OK"と返します。
彼らが翻訳の作業を完了したら、テキストファイルをタスクにアップロードし、Nozbeカスタマーサポートのメンバーに委任します。Nozbeの社員は翻訳されたテキストを確認し、Nozbeに関連した用語や説明が全て問題ないかどうかをチェックします。それから、タスクの作成者へ委任し、次のアクションへと繋ぎます。
アカウントの設定
毎月末に、各言語ごとに翻訳の単語数の要約を作成します。完了したタスクを確認し、単語数を抜き出します。次に、例えば"3月の概要"や"9月の概要"といったようなタスクを作成します。トータルの単語数を記し、その月のインボイスを作成するよう翻訳者へお願いします。インボイスは会計士へ渡され、翻訳者へ料金が振り込まれます。
まとめ
この記事はちょっと長く感じるかもしれませんが、契約者と協働するやり方はとても簡単で明瞭です。基本的にNozbe内で全てが行われるので、タスクに行けばいつでも単語数を確認したり、詳細を確認したりできます。全ての添付資料もいつでも利用できます。完了したタスクへは"完了したタスクを表示する"ボタンや、検索オプションを使っていつでもアクセスできます。また、コメント欄に @名前 の言及機能を使って特定の人の注意を引くこともできます。そのような時は、相手の方はモバイルデバイスに通知を受け取るので、できるだけ早く対応できるようになります。タスクを委任されたときも同様です。
契約者が休暇を取るときには、日付を付けたタスクを作成し、いつオフラインになるかを翻訳プロセスに関わる全てのメンバーに知らせることができます。
校正やボイスレコーディングのプロセスでもほぼ似たようなシステムを取っています。:)