本日4月4日、私たちはNozbe 4(Nozbe Teams)の試写版をリリースします。チームの生産性を新しいレベルへ。小さなチームが大きなことを成し遂げるサポートをするツールです。
開発に3年の月日を費やし、数ヶ月の社内でのテスト期間を経て、そしてこの度、いくつかのチームに新しいNozbe 4をテストしていただきたいと考えています。Nozbeのこれからについてぜひ以下をお読みください:
12年を経て今なぜ全く新しいアプリを?
Nozbeは今から12年ほど前の2007年2月にリリースされました。この時はデスクトップ用にデザインされたウェブアプリでした。幸いなことに、Nozbeは多くの人の好評を得て、すぐに人気のアプリとなりました。当初、Nozbeは一人で運営されていました。Getting Things Done? に共鳴し、そのエッセンスを取り入れた個人用のシステムでした。
その後私のチームは拡大し、Nozbeユーザーの数も増えていきました。 それにつれて共有プロジェクトやモバイル版のアプリを導入したり、Nozbeの改良や開発を重ねていきました。ユーザーの数はさらに拡大し、今では50万人を超えています!
個人のお客様(忙しいプロフェッショナルな方々) だけでなく、様々な業界のチームや会社にNozbeをお使いいただいております。
言うまでもないことかもしれませんが、私たちは生産性について研究を重ね、最初のNozbeのアイデアに限定されずに、もっと様々な形で生産性に貢献できるのではないかと考えました。数年前、私たちは次のようなチャレンジを自らに投げかけました:
もし今Nozbeを最初から作るとしましょう。今では私たちは個人やチームの生産性についてより深い知識を持ち、より効果的なコミュニケーションというものを知り、最新のテクノロジーも持っています。果たしてどんなものが作れるでしょうか?
そして、私たちは新しいNozbeを構築しようと試みました。Nozbe 4 (Nozbe Teams) です。
…スモールビジネスとチームのためのコラボレーションとコミュニケーションのプラットフォームです。
一からNozbeを作りました。これまでのNozbeの経験やシステムを元にしていますが、現在のNozbeに縛られてはいません。まずは私たちのため、そして以下のようなチームをターゲットにこのツールを構築しました:
- グラフィックデザインやプログラミング、カスタマーサービス、マーケティングなど 20名以上のメンバーが様々なことに取り組んでいます。 - プロジェクトで作業し、タスクのコメントでコミュニケーションを主に図っています。
- 社内でのコミュニケーションにEメールを使うのを止めました。
- ディープワーク に時間を費やし、チームメンバー各々の集中できる時間を尊重しています。- シンプルな解決策が好きで、タスクをゼロの状態からなるべく早く完了するよう進捗状況を追うのが好きです。- 小規模なチームならば、同じようにそのようなことをきっと好むでしょう。:)
そのため、私たちはスモールビジネスや小規模なチームのニーズに沿ったツールをデザインすることから始めました。
ここで誤解しないでいただきたいことがあります。Nozbe 3 はチームの生産性にとってすでにとても優れたプラットフォームです。しかし、それをもっと良いものにできると思いました。
Nozbe 4 (Nozbe Teams) では以下のことに特に注力しました:
- チームの生産性の向上の側面を強化しています
- 新しいアイデアを試し、これまでのものを再考しています
- 最新かつ最高のテクノロジーを使っています
まだまだあります。Nozbe 4 (Nozbe Teams) について学び、ベータ版を試すにはこちらから
Nozbe 4 はいつリリースされますか?
Nozbe 4 は3つの段階を経てリリースされます:
- “プライベートベータ” - これからスタートし、数ヶ月にかけて実施します。いち早く試したい方やモダンなチームにお試しいただきます。
- “オープンベータ” - 数ヶ月にかけて初期に報告された問題やバグなどを解決します。
- “オフィシャルリリース” - 年末を予定しています。
こちらでNozbe 4 (Nozbe Teams) の展開と製品の裏にある “なぜ” について説明しています。ぜひお読みください。
Nozbe 3 はどうなるのでしょうか?
Nozbe 3 は依然として私たちの主力製品であり、“インターネットの終わり” まで稼動します。ユーザーはNozbe 3 を使い続けていただくことももちろんできます。Nozbe 4 (Nozbe Teams) をお使いいただかないという選択肢も可能です。ユーザーの皆さまのワークフローを尊重し、ユーザーが望まないような変更はしたくありません。
Nozbe 3 は安定した生産性アプリです。
Nozbe 4 (Nozbe Teams) は今後皆さまに自信を持ってオススメできる製品となる確信がありますが、Nozbe 4 が成功したものとなるにはまだまだ時間が掛かります:
- Nozbe 4 (Nozbe Teams) はまずウェブアプリ、iOS、及びAndroidアプリとしてリリースします。これは、デスクトップアプリやApple Watchなどといったメジャーなプラットフォーム全てをサポートしているNozbe 3とは異なります。
- 現時点では、Nozbe 4 (Nozbe Teams) はcloud storageやGoogleカレンダーなどといったサードパーティとの統合をサポートしていません。
- Nozbe 3 と4 (Teams) の間には全く互換性がありません。現時点では、まだ一方から他方への移行ツールがないため、Nozbe 4 (Teams) をお使いいただくチームはゼロから設定等をスタートする必要があります。
- 現時点では、Nozbe 4 はチームに焦点を当てているため、個人用のアカウントのサポートは今年の後半に予定しています。
- Nozbe 4 ベータは英語版のみのリリースです。他の言語のサポートは今後をご期待ください。
- 繰り返しになりますが、Nozbe 3 は安定した製品です。Nozbe 4 (Nozbe Teams) はこれからの展開に期待するものです。
Nozbe 3 がうまくいっている中、なぜ今、Nozbe 4 (Nozbe Teams) をリリースするのですか?
私は、全てがスムーズに行っている時にこそ、革新の時だと思っています。ビジネスがうまく行っている時です。
Nozbe 3 は50万を越す世界中の人々から選ばれ、愛され、支持されてきました。販売も好調で、私たちの小さな会社もうまく行っています。
私がNozbeを使っているビジネスオーナーと話をする時、彼らはよく私に “Nozbeなしでは生きていけないだろう” と言います。
しかし、問題はそこにあります - 全てがうまく行っているけれども、もっと良くできると感じるとき、そこにこそ革新があるのです。腰を下ろして自己満足に浸っていてはいけないのです。私たちはすでにいい製品を持っているかもしれません。しかし、私たちにはもっと良い製品を作れるという確信が私にはあります。この先10年、生産性の向上をリードするような製品です。現代の新しい創造的なチームのためにも。古い考えを捨て、“open projects (オープンプロジェクト)"、“smart inbox (スマートインボックス)"、より優れたタスクの委任やコメント、などといった新しい アイデアをどんどん取り入れていきたいと考えています。
私とNozbeチームがこれからどのように進んで行きたいのか、少しでも皆さんとシェアしたいと思いこの記事を投稿しました。
ぜひ皆さんもご一緒に未来を作って行きましょう。