弁護士は自分がなぜ弁護士になったのかを疑問視したくなるくらい、多岐にわたる様々なタスクを日々抱えています。収入は確かに高いかもしれませんが、仕事はかなり大変です。多くの弁護士は、常に誰かの手を借りているような、数人で仕事をやっているような忙しさでやっと毎日を乗り越えています。もしあなたが、最良の弁護士であるためには生産性の助けが必要だと痛切に感じているならば、ここに仲間がたくさんいます。実際のところ、生産性にはミラクルは必要ありません - 少しだけやり方の構造を変えるということが大事です。
1. 全てを必須のものとして扱いましょう
あなたはミーティングや法廷には必ず出席するでしょう。しっかり準備をし、達成しようとしたことはその通りにやろうとすると思います。それと同じように、どのタスクも扱いましょう。全てのメールに返信しなかったからと言って、あなたを責める人は誰もいないですが、だからと言って、好き勝手にやっていい訳ではありません。全てを必須のもののようにあなたの時間を構築することはとても重要です。
2. アシスタントや同僚の力を借りましょう
パラリーガル、アシスタント、秘書など、あなたの法律事務所の他のメンバーは皆、同じ目標へ向かって取り組んでいます。彼らにタスクを委任するタイミングを把握しましょう。細かいこと、特に日常的な組織に関することや一般的な質問に対する定型的な回答を送る作業などは、task rabbit (タスクラビット)に依頼することができます。タスクラビットがなくても、周りの暇そうな人に頼んでみてください。皆が疲れているようなときは、雑用を交換してみてください - ルーチンのような雑用は少し退屈ですが、その人の1日を簡単にしてあげることに繋がります。
3. 生産性ツールを使いましょう
生産性ツールは、物事に優先順位をつけたり、進捗状況を辿っていくのにとても便利です。Nozbe Teamsのようなツールは、解決すべき多くの問題を抱えているような法務に携わる人や、忙しいプロフェッショナルにとって役立ちます。全てを1つのインターフェースにまとめて入れておくと、様々なタスクのレビューも簡単に行うことができます。また、様々に関連する物事も簡単に管理でき、とても便利です。さらに、メモを書いた紙を紛失する心配もないですし、メモを探して引き出しの奥をかき回す必要もありません。必要な情報を受け取ったら、その場ですぐにツールに入れてやるだけです。
4. 誰かに校正やチェックをしてもらいましょう
弁護士や法務に携わる方は、普段からたくさん書く機会が多く、その文章や書類は非常に重要です。文章が簡潔で明確で正確であるために、何度も何度も校正を重ねる必要があります。法律の文章ではあいまいさの余地はほとんどありません。あなたの文章を誰かにチェックしてもらうことは時間の節約になり、さらにもっと大事なことには、あなたの文章の質を改善することにもつながります。他の人はあなたが見落としてしまいがちなものにも気づいてくれます。自分の文章の間違えに気づかなかったり、見逃していたりすると、次に同じような内容を書いた際にも同じような間違いをしてしまいがちです。
5. 脳を再活性させましょう
ある映画の結末の20分前にジャンプするのは難しいことです。物語の厚みにはまり、どうやってそこにたどり着いたのか全く分かりません。つまり、複雑な問題の中心に飛び込むのではなく、小さいことからまずは検討してみてください。自分が確信している事実と、あなたがすでに確立している中から可能性のある解決策に焦点を当ててください。あなたの脳は、二番目に重要なことやあなたが既に知っているようなことに集中している時に働き始めます。研ぎ澄まされ、集中すると、事例や文章の難しい部分を行うのがはるかに簡単になります。
6. 実行中のタスクを数え続けてください
To-doリストをまだ全部は終えていない状況かもしれませんが、それで大丈夫です。まだ終えていないアイテムをTo-doリストでうまく管理し、明日のTo-doリストへと設定しましょう。本日終えることのできなかったものからスタートしてみてください。それらを朝優先してやることで、先延ばしを避け、やることがたくさん散らかってしまうことを避けることができます。
7. もっと動き回りましょう
弁護士や法務に携わる方は、ずっと机に座ったままだったり、立ったままの格好で長く時間を過ごすことも多いと思います。体が硬直すると、脳も硬直してしまいます。血液が体中を流れるように体を動かしてください。早足で散歩に出かけてみてください。ウォーキングマシンに乗ってみてください。すると、体中にエンドルフィンが流れ、気分を押し上げ、ストレスを溶解し、頭が冴え、次の大きなタスクに当たる力を与えてくれます。
生産性は人によって異なる方法でもたらされます。いろいろなことを試しても、望んだほど多くをしていないと感じるならば、他の弁護士や同僚にどのようにうまく取り組んでいるかを聞いてみてください。思いもよらないアドバイスを得られるかもしれません。
